2019年12月29日

2020年 日本海新聞

年間企画・新連載

 日本海新聞は2020年、新たな年間企画「未来切符」を始めます。新時代「令和」は2年目へ。人口減や少子・高齢化が進む鳥取県で、幸せの価値をどこに求めて未来へと生きていくか。その姿や考え方を、多様な世代の人々への取材を通じて浮かび上がらせていきます。このほか、時代小説「婿どの相逢(あいあい)席」もスタートします。ご期待ください。



 日々の、未来への暮らしを営んでいく上で、人それぞれに大事にしたいと考える価値観やよりどころを「未来切符」というタイトルに表しました。第1部は、地方で働き、暮らす「選択」について伝えます。UターンやIターンを含め、鳥取で暮らす幸せを見付けた人、首都圏で仕事に励む人やこれから就職に向かう学生たちへの取材を通じ、ふるさとの魅力や課題を考えます。

 江戸を舞台にきらりと光る時代小説を送り出す作家、西條奈加さんの最新作「婿どの相逢(あいあい)席」が始まります。江戸で6代続く仕出屋に婿入りした鈴之助が妻とともに奮闘する、おかしみのある暮らしぶりとしみじみする心模様が織り成す物語。人生の節目など、特別な席で膳を囲む人々による時代を超えて伝わる人情ばなしをお楽しみください。1月1日から毎日掲載。

 がんと診断されたとき、母子家庭になったとき、不安や葛藤の日々をどう生き抜いたのか。苦難を乗り越え、自分らしく輝く道を見つけた鳥取人たちの、生きる支えや転機となった出来事を取り上げます。くらし面で随時掲載。

 昨年まで連載した「鳥取のわらべ歌」の後編。元鳥取短大教授の酒井董美(ただよし)さんが鳥取県東部・中部・西部をまわり、現地の語り手から収録した民話について解説します。イラストは福本隆男さん。1月下旬から、読者の広場面で毎週水曜日に掲載。

 織田信長、豊臣秀吉の政権を経て徳川幕府が成立した時代の天下人たちの政権構想に迫ります。戦国の動乱から、近世の安定した社会を生み出した統一事業の意義とは-。筆者は、今年刊行の「藩とは何か」で注目される三重大教授の藤田達生さん。文化面で月1回掲載。