2021年4月8日 17:46

連続青酸殺人、6月に弁論 死刑判決の筧被告、上告審

 最高裁第3小法廷(宮崎裕子裁判長)は8日までに、近畿3府県で夫や内縁関係にあった男性計4人に青酸化合物を飲ませ、うち3人を殺害したなどとして、殺人と強盗殺人未遂の罪に問われ、一、二審で死刑判決を受けた筧千佐子被告(74)の上告審弁論を6月8日に開くと決めた。二審が死刑の場合、弁論を開くのが通例になっている。

 弁護側は事件への関与を否定し、認知症の影響で事件当時は責任能力がなかったと主張。認知症で手続きの意味を理解できなくなっており、裁判を中止すべきと訴えている。

 一審京都地裁の裁判員裁判判決は17年に求刑通り死刑を言い渡し、二審大阪高裁も支持した。