2021年8月5日 06:50

八郎湖で高濃度の農薬検出 生態系の影響調査へ、秋田

 稲の害虫駆除のために全国で広く使用され、ミツバチの大量死との関連も指摘されるネオニコチノイド系農薬が、秋田県の八郎湖から高濃度で検出されたことが、秋田県立大などの調査で分かった。同農薬の影響で魚類が激減した事例が報告されており、今後、生態系への影響を調べる。

 ネオニコチノイド系農薬はタバコに含まれるニコチンに似た物質を主成分とする農薬の総称。島根県の宍道湖では、ウナギやワカサギの漁獲量が大きく落ち込んだとの論文が2019年、米科学誌に掲載された。農薬の影響で、餌となる動物プランクトンなどが減少した可能性がある。