2021年8月6日 00:23

米に制裁解除要求 イラン大統領「抵抗」強調

 【テヘラン共同】3日に就任したイランの反米保守強硬派ライシ大統領(60)の宣誓式が5日、国会で行われた。ライシ師は演説で「われわれは(米国の)違法な制裁に直面している。国民は抑圧的な権力に抵抗することを求めている」と述べ、米国に制裁解除を要求した。イラン核合意の成立を主導したロウハニ前政権の国際協調路線を転換し、米欧には厳しい姿勢で臨む方針だ。

 ライシ師は「制裁解除の目的を果たすための外交を支持する」と述べ、当面は外交を通じて核問題の解決を目指す考えを示唆した。核合意の再建に向けてウィーンで開かれてきた米国とイランの間接協議については言及しなかった。