2021年9月22日 10:33

日韓、処理水の海洋放出で火花 福島原発、IAEA年次総会で

 【ウィーン共同】東京電力福島第1原発の処理水を巡り、日本と韓国が21日、オーストリア・ウィーンで開催中の国際原子力機関(IAEA)の年次総会で火花を散らした。東電は処理水を2023年春ごろから海に放出する計画で、韓国は懸念を示してきた。

 韓国側は放出計画について「日本政府が韓国と十分に相談することなく一方的に決めた」と主張、再考を求めた。

 これに対し、在ウィーン日本政府代表部の引原毅大使は「国際社会への説明責任を完全に負うため」IAEAと緊密に協力していると主張。「海洋放出は技術的に実現可能で国際的慣行に一致するとIAEAは認めている」と反論した。