2021年10月20日 20:27

納棺師、着脱容易な防護服を開発 震災とコロナ経験、地元に寄贈

 東日本大震災で300人以上の遺体の修復に携わってきた岩手県北上市の復元納棺師笹原留似子さん(49)が20日、自身が開発した感染防護服230枚を岩手県医師会に寄贈した。新型コロナ禍を念頭に、着脱時間を大幅に短縮。震災当時、行方不明者の捜索や遺体の確認に従事した警察や消防などが衛生面での対策に苦労した経験を踏まえた。

 新たな防護服は、手袋やフードなどが一体になっており、汚染部分に触れることなく脱げるのが特徴。従来は隙間が生じないようにそれぞれのパーツをテープで接着する必要があり、着脱に計約10分要していたが、一体化で、慣れれば1分もかからず着脱できるという。