2021年10月21日 16:55

がん治療遅れ60代女性死亡 検査結果確認せず、名古屋市大

 名古屋市立大病院は21日、腹部のエコー検査結果を主治医が確認しなかったため肝細胞がんの治療が遅れ、名古屋市の60代女性が死亡する医療事故があったと発表した。精密検査をしていればがんを早期に発見でき、切除も可能だったとしている。

 記者会見した間瀬光人病院長は「治療が十分できなかった。ご家族の皆さまに深くおわび申し上げます」と陳謝した。遺族とは和解が成立している。

 病院によると、女性は腎臓機能低下や脂肪肝の診察のため、2005年から通院。14年8月の検査で直径約4センチの腫瘍のような塊が見つかったが、当日の診察で代診医は結果を伝えなかった。