2022年5月19日 13:54

知床沖、飽和潜水で捜索準備 潮流速く、状況を見て実施

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、船内の捜索に向け、深い海での活動が可能な「飽和潜水」の準備が19日進められた。潮の流れが速いため、状況を見て実施する。潜水士が深さ約120mの海底に沈んでいる船体を直接調べるのは初めて。23日で発生から1カ月となるのを前に、不明者の発見や事故原因の究明につながるか注目される。依然12人の行方が分かっていない。

 第1管区海上保安本部(小樽)によると、19日の活動は数時間程度の予定で日中に終える見込み。不明者の捜索は早ければ20日に終了し、船体の引き揚げに向けた調査を行うとしている。