2020年7月12日

趣味が高じて 定年機に作家に転身 琴浦・高力さん

 倉吉市上井町1丁目の日本海新聞中部本社ホールで開催中の「元気です中部!第4回中部陶芸・民芸手しごと展」(新日本海新聞社主催、倉吉信用金庫特別協賛)には、定年後に趣味が高じて出展している作家が少なくない。

 琴浦町山川の高力弘さん(72)もその一人。元警察官で退職後、豊富にある木材を活用しようと木工を始めた。プレゼントすると喜ばれる「ボールペン」に着目。インターネットで調べ独学で技術を習得し、地域の文化祭に出品していた。

 同展には1回目から出展。ケヤキや黒柿など木目を生かした世界に一つだけの木工ボールペンは人気がある。高力さんは「毎年、来場者から刺激をもらい、新しいものを作ってみようと意欲が湧く」と話す。

 また同町赤碕の藤田弘志さん(74)は教員時代の26歳から七宝焼を始め、定年後、師に学び本格的に始め、現在は教室を開き生徒を持つまでに。同展には初めて参加した。藤田さんは「ガラスの溶ける瞬間が魅力」と話し、ダイクロガラスで作ったアクセサリーなどが人気を呼んでいる。

 同展は14日まで。午前10時~午後5時半(最終日は同4時)。(吉浦雅子)