2021年4月25日

1年越し かぼちゃの世界 草間彌生展開幕

 世界的な前衛芸術家、草間彌生さん(92)の作品を集めた「フォーエバー現代美術館コレクション 草間彌生展」(米子市、新日本海新聞社など主催、山陰酸素グループ特別協賛)が24日、米子市美術館で開幕した。昨年、開催を予定していたがコロナ禍で中止。1年越しとなる山陰初の開催に待ちわびたファンらが詰め掛けた。

 草間さんの代名詞ともいえる水玉模様のかぼちゃ。「永遠のかぼちゃ かぼちゃへの愛」と題した展示室にはシルクスクリーンやエッチング、リトグラフなどの技法によるかぼちゃをモチーフにした作品34点を展示している。

 代表作「A PUMKIN」(2007年)はアクリル絵の具で描かれた鮮やかな色彩の作品で、来館者は「エネルギーが出ている」と感想を漏らしていた。「ダンスかぼちゃ」「かぼちゃひるね」「考えるかぼちゃ」とユニークなタイトルの作品もあり、かぼちゃの世界を堪能していた。

 松江市の会社員、大和成吉さん(48)は「昨年から楽しみにしていた。同じかぼちゃでも色の違いで随分印象が変わる」と話した。

 同展は草間さんの1980~90年代の作品群を中心に約130点を展示。会期は5月30日まで(無休)。(上本康成)