2021年5月12日

表情豊かな「椿の間」 片岡鶴太郎展

 倉吉博物館で開催中の画業25周年・芸能生活45周年記念「片岡鶴太郎展 顔-faces-」(倉吉市、新日本海新聞社など主催、倉吉信用金庫特別協賛)では、片岡さんが絵を始めるきっかけとなったツバキをモチーフにした作品を一堂に集めた「椿(つばき)の間」が設けられ、表情豊かな花々が来館者を魅了している。

 ツバキの凛(りん)とした姿に引かれ、描いてみたいと思ったことが画業の原点という片岡さん。倉吉市の木という縁もあり、会場には新旧のツバキ画約30点を披露。二曲びょうぶに真っ赤な花を優雅にあしらった「精霊椿」や着物に竹とツバキをデザインした「竹二椿」、色彩豊かな「こぼれ椿」など、さまざまなツバキの“顔”が表現されている。

 鳥取市から友人4人で訪れた稲村町子さん(69)は「淡い色合いで描かれたツバキが好き。いろんな作風があって見応えがある」と話した。同展は23日まで。17日は休館。(田中美千留)