2021年10月12日

琴浦は産物豊富 笠原さん絶賛 食プロジェクト報告会

 食材を通して町の魅力を広めようと琴浦町が進めてきた「食の魅力発信プロジェクト」の報告会が、同町徳万の石見会館であった。東京の人気日本料理店「賛否両論」店主の笠原将弘さんが、取材で巡った町内の思い出を語り、鳥取和牛など琴浦食材で考案したオリジナル料理を振る舞った。

 プロジェクトは大手出版社と連携し、笠原さんが監修した町の農畜産物を取り入れた料理13品などを雑誌や会員制交流サイト(SNS)で紹介。報告会には生産者18人を招き、笠原さんと同町出身で雑誌編集長の鈴木伸子さんがスライドを使って取材を振り返った。

 笠原さんは「実際に訪れて食材を目にしたり生産者と出会ったりしたことで愛着が湧いた。小さな町に魅力的な産物がたくさん詰まっている」と絶賛。考案レシピの一つ「鳥取和牛の焼きしゃぶブルーベリーソース」を調理実演し、生産者らが舌鼓を打った。

 和牛農家の山下毅さん(51)は「今まで食べたことのないアレンジ料理でおいしい。生産者としてうれしく、励みになる」と話した。町はレシピ冊子を配布するほか、ふるさと納税につなげたり学校給食で提供したりしていく。(田中美千留)