2021年10月19日

出来申し分ナシ 赤梨「王秋」20日初出荷

 大玉で濃厚な甘さで人気がある赤梨「王秋」の査定会が18日、北栄町の鳥取県園芸試験場であった。8月の台風の影響で落果の被害などがあったが9月の好天で大きさ、糖度とも申し分ない出来栄えに仕上がっている。20日に初出荷される。

 JA全農とっとりによると、王秋は新甘泉とともに鳥取県が力を入れている品種で、今シーズンは県内20・2ヘクタール(前年19・8ヘクタール)で栽培。全国のシェア率は7割と高い。

 査定会には、県内3JA5選果場から100玉が持ち込まれ、同JAの職員が大きさや重さ、糖度を計測。その結果、平均重量は737・6グラム(前年670・4グラム)、平均糖度は13度(同13度)だった。

 JA鳥取中央琴浦生産部の藤井憲人さん(57)は「琴浦町は台風で被害に遭ったが、出来栄えはまずまず。おいしい梨なので期待してほしい」と話した。

 今シーズンは京阪神や中四国を中心に前年実績より49トン少ない230トンを出荷し、販売額は1億円を見込んでいる。(吉浦雅子)