2021年11月12日

ねばりっこ、長芋初出荷 販売金額4億円目指す

 北栄町特産の長芋とねばりっこの初出荷式が11日、同町西園のJA鳥取中央長芋集荷場で開かれた。本年度産は7月の長雨とその後の干ばつの影響を受け、やや小ぶりながらまずまずの出来栄え。ねばりっこを積んだトラックが県内や関西市場に向けて出発した。

 ねばりっこは、県オリジナル品種で強い粘りとこくのある味が特長の長芋で、同町のみで生産されている。本年度は103戸が従来の長芋と合わせて33・8ヘクタール(昨年度34・5ヘクタール)に作付けしている。

 式では吉本哲明長芋生産部会長(42)が「厳しい気象条件の中、努力して作り上げたねばりっこを1本でも多く食べてほしい」と意気込んだ。

 ほ場では収穫作業が進められており、ねばりっこを1・3ヘクタールで栽培する竹本健二さん(48)=湯梨浜町光吉=は、パワーショベルで砂地の畑を掘り起こしては、溝に降りて1本ずつ取り出していた。収穫は来年3月末まで続く。

 本年度はねばりっこ、長芋合わせて計9万2600ケース(1ケース10キロ)を出荷し、販売金額4億760万円を目指す。(吉浦雅子)