2021年12月21日

高校生イラストレーター 卒園保育園遊具にイラスト

 倉吉市の高校生でイラストレーターのTAIKA(本名・大番大楓)さん(16)が、自身が卒園した同市和田東町の向山保育園にある遊具にイラストを手描きした。子どもたちは生まれ変わった遊具に大はしゃぎしてTAIKAさんと一緒に遊び、笑顔で喜びを表現していた。

 園庭にある高さ1メートル10センチ、長さ2メートル40センチのヒューム管を3本つなげた遊具は、TAIKAさんも幼い頃遊んでいた。中学を卒業したと、同園にあいさつに訪れたTAIKAさんは、同園にイラストを描いてもらえないかと持ちかけられて快諾。5月ごろから絵を描き始め、雨の降らない日曜日や夏休みを利用して園に通い、制作に没頭した。倉光智奈津園長は「子どもたちは月曜日に登園すると『花が増えている』と気が付いて、完成を楽しみにしていた」と話す。

 ヒューム管に下塗りして下描きしペンキで色を塗って、3本の管の両側面計6面に、花や動物、英語の台詞を話す女性のイラストやTAIKAさんのサイン、保育園の名前なども描き込んだ。管をつなぐ中央の上部分には、太陽をイメージした絵も描かれ、カラフルで元気いっぱいの仕上がり。

 TAIKAさんは「保育園への感謝の気持ちを表現した。楽しんでもらえるよう、かわいらしい花や動物も入れた。子どもたちにとって、いい見本や刺激になれれば」と笑顔を見せた。子どもたちは完成した遊具のトンネルをくぐったり上に乗ったりして満足そうな様子だった。(加嶋祥代)