2022年5月29日

香住に「ももクロ」見参 2年の延期経て開催

 人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ(ももクロ)」が28日、兵庫県香美町の香住区中央公民館でライブを開いた。新型コロナウイルスの影響で約2年の延期を経ての開催となり、「モノノフ」と呼ばれるファンが県内外から満を持して集結。メンバーは完成度の高いダンスや美声を披露し、会場を魅了した。

 ももクロは、リーダーの百田夏菜子さん(27)、玉井詩織さん(26)、佐々木彩夏さん(25)、高城れにさん(28)の4人によるガールズユニット。2008年春に結成された。

 ライブは、地域活性を目的としたツアー候補地に同町が名乗りを上げて実現。当初は20年の予定だったが、コロナ禍で延期に。今月17日発売の最新アルバム「祝典」を携えたツアーとして開かれることになった。

 公演直前に報道陣の取材に応じたメンバー4人は「香美町を訪れたのは初めて」とし、昼食で香住ガニを食べて英気を養ったことや移動中に見た日本海の美しさに感動したことなどを語った。百田さんは「ライブ前に香美町をゆっくり満喫できた。一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。

 ライブではアルバム収録曲など全17曲を披露。メンバーのパフォーマンスに、モノノフはペンライトを振って応じ、一体となって盛り上がった会場は熱気に包まれた。

 町民限定枠のチケットもあり、多くの地元住民が会場入り。近くの香住文化会館では関連グッズの販売もあり、長い行列ができるほどのにぎわいを見せた。

 同町香住区一日市の会社員、山本耀司さん(24)はライブ“初参戦”。「地元でやるなら行くしかないと参加を決めた。広くない会場なので(メンバーを)間近で見られることがうれしい」と喜んでいた。