2022年6月16日

古代米 丁寧に手植え 青谷の児童や高校生が挑戦

 国史跡青谷上寺地遺跡(鳥取市青谷町青谷)内の田んぼで15日、青谷小の児童と青谷高の生徒らが古代米の田植えを体験した。自らの手で苗を植えながら、弥生時代に思いをはせた。

 弥生時代の食文化や同遺跡に興味を持ってもらおうと、青谷上寺地遺跡史跡保存活用協議会と両校が協力して毎年実施している。年間を通して、もみまきから収穫、実食まで体験する。

 この日は、同小5年の18人と同高校2、3年の23人が参加し、黒米「朝紫」を植えた。児童らは地元農家から「苗は3、4本をまとめて少し斜めから植える」などと助言をもらい、はだしで田んぼに入り、ぬかるんだ泥の感触を楽しみながら集中して苗を植えた。

 山名穂果さん(10)は「意外と(泥が)ぬるぬるしていて植えるのが大変だったが、近くの人に、植えるのがうまいと褒められてうれしかった」と初めての田植えを楽しんだ。

 収穫した古代米を、小学生は給食で食べ、高校生は授業で作った土器で炊飯して食べる予定という。