2022年6月21日

ティラノサウルス展に本物来場? 着ぐるみが企画展PR

 ティラノサウルス展にティラノサウルスが来場!? 企画展「ティラノサウルス展」を開催中の鳥取市の鳥取県立博物館で20日、「ティラノサウルスの着ぐるみを着た人」が多数訪れる奇抜なイベントがあった。着ぐるみは、化石標本となった自分たちの祖先と“再会”。ロボットや標本となった姿を見て、時折興奮して「鳴き声」を上げていた。

 企画展をPRしようと、「ティラノサウルス展を見るティラノサウルス展」と題し、実行委が招待した。30体のティラノサウルスたちは学芸員から「人間を食べたり踏んだりしないように」と注意を受けつつも、興奮した様子で会場をのしのしと歩き回った。

 2億5千万~6千万年前の三畳紀、ジュラ紀、白亜紀などの恐竜時代のさまざまな仲間たちと対面。子どもたちも参加し、記念撮影を楽しんだり、鳴き声を上げて動く恐竜ロボットと会話を交わしたりしていた。

 この日のために着ぐるみを調達したという八頭町郡家の公務員、高田茜さん(40)は「恐竜の気持ちになって鑑賞できた。懐かしい仲間たちに会えてうれしい」と楽しんでいた。

 ティラノサウルスの着ぐるみで健脚を競うイベントを4月に大山町で開催した団体に、同博物館が協力を依頼して実現した。

 同展では、中国地方で初公開となる全長12メートルのティラノサウルスの複製全身骨格や、トリケラトプス、ハドロサウルスなどの標本を展示している。8月28日まで。