2022年6月26日

香美は「銀河鉄道の夜」 豊岡演劇祭、エリア拡大80団体公演

 9月15~25日の日程で開かれる豊岡演劇祭のプログラムの概要が発表された。今年は会場を豊岡市のほか香美町や養父市などに拡大。約80団体が公演を予定している。フェスティバルディレクターを務める劇作家の平田オリザ氏は「日本最大級の演劇祭になる」と期待を込める。

 演劇祭のテーマは「ここから、はじまる。」。公式プログラムは、県立芸術文化観光専門職大(同市山王町)や出石永楽館(同市出石町)、やぶ市民交流広場(養父市八鹿町)など10会場で9演目を上演。周辺地域で行うフリンジプログラムは約60団体が披露する。

 このうち香美町では、同町との共催で、平田氏が演出を手掛ける「銀河鉄道の夜」を香住区中央公民館で上演する。町内の文化資源とコラボレーションした屋外公演もある。

 チケットは7月28日から但馬で先行販売する。期間中、延べ1万人の集客を目指す。但馬地域の物産を販売するナイトマーケットも豊岡市内で開く予定だ。

 平田氏は「娯楽要素の高い演目もある。但馬の経済にも寄与できれば」、実行委員会の高宮浩之会長は「コロナの感染も収まり、少しずつ明るい兆しが見えてきた。ここから新しい楽しみが始まれば」と意気込んだ。

 同演劇祭は2020年に正式にスタート。昨年は新型コロナウイルス感染拡大で県内に国の緊急事態宣言が発令されたため、中止となっていた。