2022年6月30日

7月末「まんが甲子園」本選 米子高漫画研究部出場へ

 国内外の高校生が漫画の腕を競う「第31回全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)」の本選が7月末、3年ぶりに高知県で現地開催される。鳥取県勢は米子高(米子市橋本)の漫画研究部が予選を勝ち抜き、県内から3年ぶりの本選出場となった。部員らは「優勝を狙いたい」と意気込み、本選に向けて準備を進めている。

 同大会は地域間・世代間の交流を目的として高知県などが1992年から開催しており、近年はコロナ禍で中止やオンライン開催が続いていた。参加校は3~5人のチームを組んでテーマに沿った漫画を共同作画し、プロの漫画家らが審査する。

 今年は国内外の179校が応募し、予選を通過した33校が7月30、31両日の本選に出場。第1次競技と敗者復活戦を経て、20校が決勝戦に進む。

 同校の本選出場は4回目だが決勝戦に進んだことはなく、今年は2年生5人の精鋭チームで挑む。予選では部員全員でアイデアを出し合って「宇宙ごみ」をテーマに3こま漫画を制作。何でも食べる巨大クマムシが宇宙空間のごみ除去に活躍するというユニークな世界観で、ロケットで打ち上げられたクマムシが「ゴゴゴゴゴ」と勢いよくごみを吸い込んでいく描写などに力を入れた。

 クマムシのデザインを担当した鶴市万結副部長(17)は「インパクトのある第一印象を与えられたかな。本選では全力で悔いのない作品を描き、優勝を狙いたい」と意気込む。

 本選では当日発表されるテーマに沿った漫画を5時間半以内に描き上げなければならない。部員らは事前に伝えられたテーマ候補を基に作画のアイデアを出し合い、準備を進めている。

 予選作品の出来栄えに手応えを感じたという顧問の河本文則教諭は「表現力の高い生徒が集まっていて、力を発揮できれば決勝進出や優勝のチャンスも出てくる」と期待している。