2022年7月15日

地域の伝統に触れる 稲葉山小児童 麒麟獅子舞学ぶ

 地域の伝統芸能に親しもうと、鳥取県東部や兵庫県北但西部に伝わる麒麟(きりん)獅子舞を知る授業が7日、鳥取市卯垣2丁目の稲葉山小であった。地元の「立川町3丁目こども獅子舞保存会」の会員が、3年生29人に麒麟獅子の歴史や継承の意義を紹介。児童は猩々(しょうじょう)の面や獅子頭をかぶって、地域の宝を身近に感じていた。

 地域文化を知る総合的な学習の一環で、2015年度から同保存会の会員を講師に招いている。子どもたちは会員から獅子頭の角や太い眉毛、舞い方の特徴について学び、約350年前に鳥取で生まれた歴史や、無病息災を祈る舞であることを教わった。

 重さ約2キロの子ども用獅子頭をかぶった児童は、歩いたりしゃがんだりして獅子舞の大変さを疑似体験。太鼓や鐘を打ったり、猩々の面を付けたりして、伝統文化に触れた。

 小川明日渚さん(8)は「大きくて重たかったけど、触れてうれしかった。踊っている人はすごいと思った」と笑顔を見せた。