2022年8月1日

「あめつち」因美線初運行 JR西の観光列車

 普段はJR山陰線を走るJR西日本の観光列車「あめつち」が31日、初めて因美線鳥取-津山間を走った。岡山県やJR岡山支社などが実施する観光キャンペーン「岡山デスティネーションキャンペーン」の一環。JR鳥取駅から乗車したツアー客らは関係者に見送られて出発し、因幡、美作路の鉄道の旅を楽しんだ。(8月1日、20面に関連記事)

 団体臨時列車のツアーで、8月6、13両日にも運行される。31日は上りと下りで計98人が参加。JR鳥取駅で行われた出発式でJR米子支社の佐伯祥一支社長は「あめつち運行開始から5年の節目に向けてのブラッシュアップの一環。観光資源の発掘、発信に努めていきたい」と意気込んだ。

 列車は鳥取―津山間の73・4キロを約2時間かけてのんびりと走行。ツアー客は、のどかな田園風景が広がる沿線の景色や、停車駅での住民のもてなしを楽しんだ。兵庫県芦屋市の塚本公子さん(64)は「景色がすてきで、駅でのおもてなしもうれしかった。車内も高級感があって良かった」と笑顔で話した。

 「あめつち」は2018年7月に運行を開始。車体は日本海や空をイメージした紺碧(こんぺき)色で、内装には鳥取、島根両県の工芸品や木材を使用。通常は土―月曜日を中心に鳥取-出雲市間を1日1往復している。

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