2022年8月5日

県「BA・5宣言」検討へ 2日連続800人台 4日

 鳥取県は4日、県内で新たに814人が新型コロナウイルスに感染したと発表し、県西部に県版コロナ警報の特別警報、県東部に警報を発令した。1日当たりの新規感染者数では過去2番目の多さで、2日連続800人台となった。県内の病床使用率が急上昇している現状を踏まえ、平井伸治知事は同日の定例会見で、政府が新設した「BA・5対策強化宣言」を検討する意向を示した。

 特別警報は、県が今年5月に発令基準を改訂してから初の発令。県西部ではテレワーク、交代勤務の働きかけ▽イベントの延期、開催前後の会合の対策徹底▽放課後児童クラブの自主点検-などを進める。

 県内では高齢者施設、医療機関でのクラスターが増えたことで入院患者が増加。最大確保病床使用率(3日時点)は全県41・4%で、西部52・3%、中部41・5%、東部29・4%とせり上がっている。

 政府が新設したBA・5対策強化宣言は、病床使用率50%超などが発出基準となっている。平井知事は「全県に特別警報が発令された場合、宣言を検討する」と述べた。

 4日の合同対策会議では、盆や帰省シーズンを前に、積極的な無料検査の利用▽祭りやイベントの感染対策▽マスク会食の徹底▽不調時は会合に参加しないこと-を県民に呼びかけることを確認した。

 県内では6件のクラスター(感染者集団)が発生。発生施設と人数は、鳥取市保健所管内の社会福祉施設外での催物(8人)▽東伯郡の高齢者福祉施設(6人)▽同郡の放課後児童クラブ(9人)▽倉吉総合産業高(12人)▽日野郡の医療機関(25人)▽米子市の放課後児童クラブ(10人)。県内の累計感染者数は3万1381人となった。

新型コロナ感染状況(4日)

 【中国地方整備局】鳥取河川国道事務所の職員1人。

 【鳥取地検】職員1人。業務は通常通り。

 【鳥取大】鳥取キャンパスの学生5人。米子キャンパスの学生2人。

 【鳥取県】県庁舎に勤務する職員1人、東部と西部の出先機関の職員各1人、西部総合事務所の職員1人。県立中央病院の職員2人。厚生病院の職員1人。業務は継続する。

 【鳥取県警】米子署の警察職員1人。業務は通常通り。

 【鳥取県赤十字血液センター】7月29日~8月3日に職員3人。献血受け入れは継続。

 【鳥取市】美保小児童クラブで関係者3人。7日まで臨時閉所。

 【鳥取市環境事業公社】職員1人。業務は通常通り。

 【東部消防局】職員3人。業務への支障はない。

 【新日本海新聞社】社員3人。

 【岩美町】浦富保育所で関係者4人。通常通り開所。

 【倉吉市】市施設の職員1人。

 【湯梨浜町】本庁舎の職員1人。まつざきこども園の関係者1人。たじりこども園の関係者1人。

 【三朝町】みささこども園の関係者1人。

 【琴浦町教委】浦安小の関係者1人。赤碕中の関係者1人。

 【中部消防局】職員1人。通常通り業務継続。

 【米子市】淀江どんぐりこども園、小鳩保育園、車尾なかよし学級の関係者各1人。成実なかよし学級の関係者2人。

 【境港市】わたり保育園で関係者1人。

 【大山町】役場本庁舎、名和診療所で職員各1人。業務は通常通り。

 【大山町教委】大山きゃらぼく保育園で1人。

 【伯耆町】溝口保育所の関係者1人。