たじま高原植物園 冬期間営業
20年12月1日(火) 〜 21年3月31日(水)
雪に覆われるたじま高原植物園=香美町村岡区和池(むらおか振興公社提供)
同植物園では約17ヘクタールの広大な敷地でハナショウブやバイカモなど2千種類以上の植物を観察することができ、春から秋にかけて多くの観光客が訪れる。一方、冬季は積雪の影響で園内に入ることができず、休業を余儀なくされていた。
植物園を運営するむらおか振興公社の田丸明人社長(64)は冬季の集客対策として、かんじきのレンタルを開始。長靴に取り付けることで園内を自由に散策できるようになり、雲の上を歩いているような感覚を味わうことができるという。利用料は500円。
田丸社長は「バードウオッチングや落葉したカツラの木など、園内には冬にしか味わうことのできない魅力がたくさんある。ぜひ訪れてほしい」と話した。