
中央印刷株式会社
所在地 鳥取市南栄町34番地電 話 0857(53)2221
【会社概要】
設 立 1953年6月10日
代 表 代表取締役社長 松下顕吾
事業内容 チラシやパンフレットなどの企画提案、デザイン制作、印刷業務。※矩生姜の栽培、加工販売事業
※は玄玄
従業員数 91人

本社社屋
代表取締役社長
松下 顕吾氏
−積極的に第三者による承継を展開されています。コロナ前から、印刷業の行く末には危機感を抱いていました。社内の効率化を図る中で、売上増加が伴わなければ事業の成長がないと考え、M&A戦略への舵(かじ)を切りました。これまでにM&A・事業譲渡・統廃合を加えると、印刷業を中心に7社実施しました。そのたびに新しいつながりを感じることができ、全ての方に感謝しています。またできることが一つ一つ増えていき、自社の厚みが出るように意識しています。
−なぜ新規事業として、農業に参入されたのでしょうか。
縁あって鹿野で農家を営む方から※矩生姜(これのりしょうが)事業を託されました。栽培、加工、販売のいわゆる6次産業を1人でされていたすごい方です。ただ1人だと限界があるとのことで、当社で事業として生姜事業の大規模化に取り組むこととしました。知識を継承しつつ、人手や販売ノウハウを投入することで事業の成功はもとより、地域の方との連携をとることで地域活性化にも寄与できるよう、努力していくつもりです。事業内容としては生姜を自社でも栽培。さらに周りの農家の方にも栽培委託し、成果物を買い取り、加工販売することで商社的な取り組みをしています。鹿野・青谷地区を中心に農家の方とつながりたいと考えています。
−※矩生姜とは。 今から約400年前、鹿野城主の亀井※矩公が朱印船貿易を機に東南アジアから輸入したことが栽培の始まりと言われています。寒暖の差が激しい鳥取は生姜栽培の好適地であり、独自の風味と辛みが特徴の地元農産品として現代まで受け継がれています。栽培地域は、千代川の西側から青谷までです。
−今後の事業展開は。
本業の印刷物は周知・集客が目的。コロナ禍で、人を集めることが自粛される中、当社もお客さまも苦労しています。顧客の業績を支えるために、周知という面にフォーカスするべきだと考えています。顧客のコロナ対策や長所、強みなどをデザインや文章、写真で引き出すことや、提携先との連携によりテレフォンアポインター、コールセンター受託や動画制作、SNS対応など新しいサービス展開を提案できるようにしています。お客さまのことをお客さま以上に考える会社であり続けるために、求められる以上の提案を用意し、寄り添い続けます。
※は玄玄
中央印刷株式会社
所在地 鳥取市南栄町34番地電 話 0857(53)2221
【会社概要】
設 立 1953年6月10日
代 表 代表取締役社長 松下顕吾
事業内容 チラシやパンフレットなどの企画提案、デザイン制作、印刷業務。※矩生姜の栽培、加工販売事業
※は玄玄
従業員数 91人

本社社屋