
株式会社大協組
所在地 米子市蚊屋235−2電 話 0859(27)0611
【会社概要】
設 立 1961年1月14日
代 表 代表取締役 小山典久
事業内容 土木、建築、舗装、砕石販売、産業廃棄物中間処理・リサイクル、日帰り温泉施設など
従業員数 115人

本社社屋
代表取締役
小山 典久氏
―1961年に創業し、60周年を迎えました。砕石工場から始まり、総合建設業として小さくても強い、筋肉質の会社を目指してきました。父(小山幸吉)が社長を37年間務め、私が引き継いで23年です。30周年のときは、まだ歯科医師でした。社業のピークはこのころだと思います。社長就任当時の建設業界は冬の時代で、一時は売り上げが最盛期の4割まで落ちました。その後じわじわと回復し、ようやく8割程度まで戻っています。
―低迷から抜け出すことができた要因は。
主力の砕石部門が、リサイクルの砕石に押されて落ち込みました。そこで「採る砕石からつくる砕石」に転換します。焼却灰を再利用した盛土材を開発し、独自技術のリサイクル事業がけん引役になりました。2005年に焼却灰処理のエコプラントを立ち上げ、17年に増設しています。焼却灰処理のシステムは全国展開し、栃木、福井県でプラントが稼働し、三重県でも許認可申請中です。
―焼却灰はどこから仕入れていますか。
王子製紙米子工場などの焼却灰を原料にしており、今後は県西部のバイオマス発電にも期待しています。バイオマス発電でエネルギーがつくられ、その出口に焼却灰があります。新エネルギーと焼却灰リサイクルはイコールです。再資源化できる焼却灰を県外の最終処分場に埋める必要はありません。鳥取県の「再エネ100宣言」に参加し、日南町の「J―クレジットとっとりの森を守る優良企業」にも認定されました。脱炭素社会の実現に貢献したいと考えています。
―バリ島をイメージした日帰り温泉オーシャンは30周年です。
11年前にリニューアルしました。源泉かけ流しの湯でゆったりしていただき、レストランの充実にも力を入れています。今秋はネコ型自動配膳ロボットを3台導入しました。従業員の仕事をカバーし、話題性があり、非接触の面でも今の時代に合っています。また、1年前からうなぎ料理を始めました。たまたま統括マネジャーが神戸のうなぎ屋の3代目だったので、国産の活うなぎをさばいて炭火で焼いて提供することができました。どこの名店にも負けないおいしいうなぎなので、ぜひ食べてください。コロナの影響を受けて先の見通しが立ちにくくなっていますが、情勢を見極めて対応していきたいと思います。
株式会社大協組
所在地 米子市蚊屋235−2電 話 0859(27)0611
【会社概要】
設 立 1961年1月14日
代 表 代表取締役 小山典久
事業内容 土木、建築、舗装、砕石販売、産業廃棄物中間処理・リサイクル、日帰り温泉施設など
従業員数 115人

本社社屋