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令和と万葉と山陰 山陰はすごい!(11) 
2020年10月15日
大伴家持とその父・旅人
因幡守・大伴家持(おおともやかもち)の父は大伴旅人(たびと)である。大伴氏は古来、天皇の警護・軍事を担う名門一族である。旅人は高位の貴族でありながら、同時に万葉集を代表する歌人の一人でもある。
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令和と万葉と山陰 山陰はすごい!(10) 
2020年10月01日
人生詩人としての伯耆守・山上憶良
伯耆国の国守であった山上憶良(やまのうえのおくら)については既に本欄で触れられているが、彼は万葉集の歌人の中では珍しく、人生、社会、農民、子どもなどを歌のテーマに選んで詠(うた)っている。
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令和と万葉と山陰 山陰はすごい!(9) 
2020年09月03日
因幡・播磨、そして大和
平安期の一流文化人、菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)が記(しる)す『更級(さらしな)日記』に、鳥取市の御熊(みくま)にある「阿太賀都健御熊命(あだかつたけみくまのみこと)神社」が載(の)る。
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令和と万葉と山陰 山陰はすごい!(8) 
2020年08月20日
因幡の和歌の歴史
大伴家持(おおとものやかもち)生誕1300年を記念した取り組みは、平成29、30年、家持のゆかりの地で大々的に執り行われた。
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令和と万葉と山陰 山陰はすごい!(7) 
2020年08月06日
大伴家持の歌と因幡
「令和」の年号は、因幡に国司としてやってきた大伴家持(おおとものやかもち)の父、大伴旅人(たびと)の「梅花の宴」から採られた。梅花の宴は、九州の大宰府長官である旅人の邸宅で行われたが、家持は大宰府まで父について行き、身近に和歌の世界に触れていた。
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令和と万葉と山陰 山陰はすごい!(6) 
2020年07月23日
伯耆編・伯耆、吉備、そして大和
古代伯耆国には他国に優れた三つの特徴的なことがある。
まず、古墳が多いこと。全国で2番目に古墳の多い鳥取県だが、その半分は中部地区にある。
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令和と万葉と山陰 山陰はすごい!(5) 
2020年07月09日
伯耆編・伯耆の和歌の歴史
伯耆国守時代の山上憶良(やまのうえのおくら)の歌は、伯耆国には1首も現存してない。詠(うた)わなかったはずはない、残っていないだけで、今も伯耆国府跡に埋もれているに違いない。
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令和と万葉と山陰 山陰はすごい!(4) 
2020年06月25日
伯耆編・山上憶良の歌と伯耆
奈良時代初期716年に、伯耆国の国守として山上憶良(やまのうえのおくら)が倉吉市社(やしろ)地区に赴任した。
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令和と万葉と山陰 山陰はすごい!(3) 
2020年06月11日
万葉の視点でみた山陰のすばらしさ(3)
万葉時代の山陰の女性と宮廷の高貴な官僚との恋の歌を幾つか紹介した。
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令和と万葉と山陰 山陰はすごい!(2) 
2020年05月28日
万葉の視点でみた山陰のすばらしさ(2)
「意宇(おう)の海の 潮干(しおひ)の潟(かた)の 片思(かたもひ)に 思(おも)ひや行かむ 道の長手(ながて)を」(巻4・536)
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