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Vol.341 2021.3.11

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鳥取県東・中部、兵庫県北部版

Q.小学生になり、こどもが仕上げ磨きを嫌がるんですけど・・・。
A.ポイントを抑えて、短時間で終わるようにしてあげましょう。
 仕上げ磨きを嫌がるお子さんは多いものです。仕上げ磨きは、むし歯になりやすい場所を重点的に、短時間で終わらせることも重要です。仕上げ磨きで注意するポイントは、プラーク(歯垢)のたまりやすい歯と歯の間、奥歯のかみ合わせ部分、歯と歯ぐきの境目です。

@ 乳幼児期:上の前歯と上の奥歯に気をつけて磨きましょう。ただ、上の前歯の間にある小帯(すじ)に歯ブラシがあたると痛いので、気をつけましょう。奥歯が生えてきたら、かみ合わせの部分、奥歯と奥歯の歯の間もよく磨きましょう。

A 小学校低学年:前歯や奥の6歳臼歯など、永久歯に交換が始まります。特に、生える途中の6歳臼歯は低い位置にあるので、仕上げ磨きはぜひ必要です。

 仕上げ磨きは、何歳までというのはありません。仕上げ磨きをやめた小学校3年生頃からむし歯が増えてくる傾向にあります。できれば、それ以降の年齢でも時々は仕上げ磨きをしてほしいところです。

 また、むし歯にならないためには、歯磨きだけでなく、おやつはむし歯になりにくいものを回数や時間を決めてとるようにすること、食べたら磨く習慣をつけること、歯磨剤はフッ素入りのものを使うことも効果的です。家庭でのセルフケアに合わせて、年2〜3回はかかりつけの歯科医院でチェックしてもらいましょう。

秋山歯科医院 矯正歯科医 秋山 佳子さん



Q.慢性膵炎(すいえん)の内服治療中で検査は調子が良いのに痛みが続き、最近痛みも背中から肩に突き刺すように感じます。何か異常でしょうか。
A.膵臓(すいぞう)の位置は背中の内臓側で、痛みなら膵臓のある小さな場所だけが痛くていいはずですが、皮膚や手足を通る体性神経と違い膵臓などの内蔵神経は束が細く、伝達速度も遅いので痛みもアバウトにしか分かりません。
加えて、痛みは脊髄(ぜきずい)を通って大脳で痛みを感じますが、その脊髄に神経線維が入り込む場所が、内臓神経と体性神経が同じ場所に入るので、膵臓と関係ない肩や頚が関連痛として感じます。個人差もありますが心臓の痛みが歯痛と感じたり、胆のうの痛みが右肩に放散したりします。血液検査や画像診断で良好なのに痛みが続く場合、肩や腕に響く痛みが続くと肩手症候群という難治性疼痛(とうつう)に変わる場合がありますから十分注意しましょう。肩手症候群とは上半身の傷みの引き金の病気があって起こる肩の痛みと運動制限、同側の手・手指の神経・血管障害による腫れ・色の悪さなどが起こるものを言います。お近くの痛みの診療科にお尋ね下さい。
鳥取ペインクリニック 院長 延原 弘明さん


皆さんが日頃思っている身体についての疑問や悩み、健康についての質問などを鳥取市内の専門医にQ&A形式で応えて頂くコーナーです。
皆さんからの投稿お待ちしております。




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