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Vol.341 2021.3.11

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鳥取県東・中部、兵庫県北部版

Q.C型慢性肝炎のため通院中です。肝機能検査は3年程落ち着いていたのですが、最近また悪化してきました。最近の治療法について教えてください。(56歳・男性)
A.ペグインターフェロンという週1回の注射が主流。新薬を加えた3剤併用療法など、色々な抗ウイルス療法があります。
 C型慢性肝炎の治療法は大きく分けて二つあります。ひとつは肝臓の細胞が壊れるのをおさえ肝炎の進行に歯止めをかけようとする方法、もうひとつは原因となっているC型肝炎ウイルスそのものを退治あるいはおさえようとする方法で、後者は抗ウイルス療法と呼ばれています。インターフェロンはウイルス退治に用いられる注射薬で、ウイルスのタイプや量により異なりますが、ペグインターフェロンという週1回の注射にリバビリンという内服薬を併用する方法が標準的治療となっています。以前のインターフェロン治療に比べ、副作用が軽く治療成績も向上しています。また、昨年11月にはテラプレビルという内服薬を加えた3剤併用療法が承認され、更に効果が上がっています。C型慢性肝炎の治療薬としては久しぶりの新薬ですが、テラプレビルに続き、現在複数の新薬の治験が進行中で、3〜5年後には更に効果的な治療法が登場する予定です。

 C型慢性肝炎の治療法は選択肢がいくつもありますが、可能な限り抗ウイルス療法で肝炎ウイルスを退治することを優先し、現在の肝臓の状態に応じた最適の治療を考えていく必要があります。
まつだ内科医院 院長 松田 裕之さん



Q.最近、おりものが多く、おりものシートを使わないといけない状態です。また、においもきつくなったような気がします。婦人科受診した方がいいでしょうか? (38歳女性)
A.何らかの病気の可能性もあるので、念のため婦人科受診してください。
 おりものの量は個人差が大きく、他の人と比べることができないので不安になることが多いようです。生理の周期と関係なく、常に、尿漏れしたようにおりもので下着が濡れる時や、急におりものの量が増えたと感じる時は、何らかの病気の可能性があります。念のため、婦人科受診してください。また、おりものの量の変化に気づくため、普段の自分のおりものの状態を知っておくことも大切です。おりものに含まれる常在菌の影響で、少し酸っぱいようなにおいがすることがありますが、これは普通のことであまり問題ありません。魚が腐ったようなにおいや、普段ないにおいがあるときは、感染症の疑いがありますので婦人科受診してください。最後に、褐色の帯下がある時は、血液が混じっているということですので、必ず婦人科受診されるように心がけてください。
鳥取北クリニック 院長 菊川 章仁さん


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