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Vol.341 2021.3.11

TOP>>うさみみメディカル>>vol162

鳥取県東・中部、兵庫県北部版

Q.見た目はなんともない歯なのに知覚過敏で悩んでいます。どこからしみているのか、不思議です。
A.原因は、一見わからないヒビや亀裂から摩耗、歯周病による象牙質の露出までさまざま。悩む前に歯科医院で診てもらいましょう。
 知覚過敏の原因の診断は歯科医でも苦労するほどです。一見気づかないような細かいヒビがとてもつらい知覚過敏を引き起こしていることも、まれにあります。 一方、歯の表面の硬いエナメル質がひどく削れて内面の象牙質が大きくむき出しになっているような痛々しい歯なのに、シミもせず患者さんご本人は全く平気だ、というケースもあります。知覚過敏は、一時期しみてもしばらくたつといつの間にか痛みがなくなることが多く、そのため「病気ではないから」と我慢してしまいがちです。軽度の知覚過敏の痛みが自然に治まるのは、神経への伝達経路が唾液や血液の成分の沈着、あるいは正しいブラッシングによって形成されるスメア層などにより、狭くなったりふさがったりするからです。

 歯ぎしりや食いしばりなどの強い力が歯にかかり続けると、力の集中する歯の根元のエナメル質がタイルのようにぽろぽろはがれます。するとやわらかい象牙質がむきだしになってしみる原因になることもあります。

 このように、知覚過敏の症状は見た目だけでは判断できません。治療としては症状によって、お口のクリーニングを行ったり知覚過敏用の薬を歯に塗ったり、つめものをしたりして痛みを改善させていき ます。

秋山歯科医院 副院長 秋山 剛久さん

皆さんが日頃思っている身体についての疑問や悩み、健康についての質問などを鳥取市内の専門医にQ&A形式で応えて頂くコーナーです。
皆さんからの投稿お待ちしております。




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