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Vol.341 2021.3.11

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鳥取県東・中部、兵庫県北部版

Q:体に負担のかからない適度の飲酒量について 教えてください。( 53 歳・女性)
A:男性では1日1合、女性では1日0・5合が目安といわれています。
 アルコールは心の緊張をやわらげ、会話をはずませ、人間関係を円滑にします。ただし、飲み過ぎは良くありません。少量の飲酒であれば、心筋梗塞や脳梗塞などの病気の発症を下げるという話もあります。しかし、飲酒量が増えると、がんや高血圧・脳出血・高脂血症などの病気のリスクが増加し、一方で社会への適応力を低下させてしまいます。

 厚生労働省は、純アルコール10gを1単位として1日平均、男性では2単位以下、女性では1単位以下を適度な飲酒量の目安としています。この「純アルコール10g」とは、具体的には、日本酒(15%)0・5合、ビール・発泡酒(5%)250ml、焼酎(25%)50ml、酎ハイ350ml(7%)0・5本、ワイン(12%)110ml(ワイングラス1杯)、ウイスキー・ブランデー(40%)30ml(シングル1杯)に相当します。女性ではこの量が目安、男性ではこの倍量が適度の量ということになります。

 ただし、肝臓でのアルコールの処理能力には個人差があり、この「適度の飲酒量」が安全な飲酒量ということではありません。「適度の飲酒量」の倍以上、すなわち男性で1日2合以上、女性で1合以上の人は減量をお勧めします。飲みすぎに注意して、人それぞれの「適度」の飲酒を心がけてください。

まつだ内科医院 院長 松田 裕之さん


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