世界各国のクワガタやカブトムシ約15種類や昆虫標本を展示する「世界の昆虫展」が8月20日まで、湯梨浜町の中国庭園燕趙園で開催中です。同会場内にはカブトムシに触れ、生態を間近で観察できるふれあいコーナーもあります。夏のお出かけスポットは、異国情緒あふれる燕趙園で決まり!

期間限定イベント「世界の昆虫展」と「中国庭園燕趙園」の魅力・見どころを一挙にご紹介します。

目次

【世界各国で人気のクワガタやカブトムシを間近で観察!】

展示室には、世界最大のヘラクレスオオカブトや最強クラスのスマトラオオヒラタクワガタなど、約15種類の生きた昆虫を展示しています。図鑑でしか見られなかった昆虫たちを間近で観察するチャンスです!

 

【展示生体】 内容は変更になる場合があります

●クワガタムシ:スマトラオオヒラタクワガタ/ニジイロクワガタ/ギラファノコギリクワガタ/セアカフタマタクワガタ/メタリフェルホソアカクワガタ/オオクワガタ

●カブトムシ:ヘラクレスオオカブト/コーカサスオオカブト/エレファスオオカブト/サビイロカブト/アトラスオオカブト/ヘラクレス・リッキー

 

           ・エレファスオオカブト

 

カブトムシと触れ合える巨大ゲージ

同エリア内には、実際にカブトムシを触ることが出来る「ふれあいコーナー」があり、木を登る姿や餌を食べる姿など、自由に動き回るカブトムシの生態を観察できます。運が良ければ、ゲージ内を飛びまわるカブトムシを見られるかも?! 

(注)混雑時は、時間制限・定員入替制を設け、入場をお待ちいただく場合があります。  

                       

【標本展示場】

鮮やかなブルーが印象的なモルフォチョウや巨大なナナフシ、形が特徴的なバイオリンムシの仲間など、各国の珍虫の数々を展示しています。鳥取県内では、なかなか見る事が出来ない昆虫たちをじっくりと観察し、調べ学習の参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

【異国情緒満載の中国庭園燕趙園】

燕趙園は、1995(平成7年)に鳥取県と中国河北省の友好提携5周年を記念し、その友好交流のシンボルとして建設されました。設計から素材の調達、加工まで中国で行われた本格的な中国庭園です。

建物は一度中国で仮組みしたものを解体し、船で境港に運び、再度、中国人技術者の指導を受けながら建設されました。また、中国歴代の皇帝が造り親しんだ宮廷の庭園を再現しており、屋根には皇帝しか使用できない黄色の瑠璃瓦、建物には、中国人彩画師によって描かれた皇帝を象徴する5本の爪の龍や2千を超える彩画が施されています。その他、重さ9トンの燕趙門前の雌雄1対のシーザー、中国独特の技法で造られた石組、龍の雄姿を思わせる臥龍廊など燕趙園の28景は本場の中国庭園を彷彿とさせ、異国の地へ誘ってくれます。

            第16景 臥龍廊     
 

            第20景 飛雲瀑

              第3景 華夏堂

【異文化体験もできる】

園内の意面とホールでは、1日3回、中国雑技ショーを毎日上演しています。本場中国の雑技団によるハラハラ・ドキドキの妙技をご覧ください。上演時間は、午前9時半、午後1時半、午後3時で各回25分程度。次々と顔のお面が変わる“変面”は大人気!(※演目は上演時間によって異なる)

 

また、写真スポットの多い燕趙園では、チャイナ服レンタルも行っている。衣装は子どもから大人まで400着以上を取り揃えています。色・柄・サイズも多数あるので、ご家族揃ってお気に入りの一着を見つけてみてはいかがでしょうか。日常を忘れていつもと違う自分を楽しみましょう。

【レンタル料】 高校生以上 500円/中学生以下 300円

【開催概要】

■主  催/新日本海新聞社
■共  催/
中国庭園燕趙園
■特別協賛/チュウブ
■協  賛/湯梨浜町、ゆアシス東郷龍鳳閣