ローカルニュース

ロシア産”割りばし”輸入 定期貨客船利用促進

2009年12月19日

 6月に境港に就航した日韓ロ定期貨客船を利用して倉吉市の企業がロシアから割りばしを輸入することになり18日、鳥取県境港市昭和町の境港国際旅客ターミナルで初入荷セレモニーが行われた。倉吉市の企業はこれまで割りばしの輸入の9割を中国に頼っているが、ロシアの豊富な原木に将来性を感じ、同船の活用を図るため契約を結んだという。

サンプルのロシア産割りばしを持つ岡野社長(左)と現地工場の様子を写真を見せるセルゲーフ社長

 2社は割りばし製造・卸売業の「丸十」(倉吉市秋喜)と、ロシアで森林伐採権を持ち、2007年から木材加工工場で割りばしを製造して主に日本に輸出しているロシア・アルチョム市の企業。セレモニーには丸十の岡野稔社長(63)とロシア側のセルゲーフ・アレクサンドル・イヴァノヴィッチ社長(53)が出席した。

 岡野社長は9月に現地の工場を視察しており「工場の管理も設備もすばらしく、想像以上に品質が良かった」と信頼と期待を寄せ、セルゲーフ社長は「釜山港経由で輸出していたときよりも運賃が約2割安くなる。航路を通して多くの人と関係が結べることがうれしい」と話した。

 丸十は今回、サンプルとして1箱5千膳(ぜん)入りのロシア産割りばし494箱を輸入。品質を確かめた上で中四国を中心とする全国の取引先に卸し、今後は継続的に一定量を輸入する予定。



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