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鳥取駅周辺 コンビニ相次ぎ出店 顧客争奪戦激化へ
JR鳥取駅周辺でコンビニエンスストアの出店が相次いでいる。昨年末以降新たに2店舗が加わり、計5店舗が競合する激戦区に変ぼう。生き残りをかけた顧客争奪戦が予想されるが、既存店からは「新たな人の動きが増えることでプラスの影響もある」と相乗効果に期待する声も上がる。
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「鳥取駅南は人口の集中している地域。県内でも期待の高い店になる」と話すのは、4日に鳥取駅南店を開店したファミリーマートの広報部。6年前から県内出店を開始し、ビジネスホテルや市役所駅南庁舎などの官公庁、企業の事業所が立ち並ぶ同地域の集客力を見込んだ。
出店は既存商業ビルの1階に入居するテナント型。同広報部は「オフィスの下に入ることで、そこで働く方の需要も見込める。近くに他のコンビニもあるが、ここなら売り上げが取れる」との試算だ。
ポプラ鳥取ワシントンホテル店はホテル1階に昨年12月にオープン。駐車場はないが、ホテルや近隣の飲食街利用者、学生などの利用を見込み出店を決めた。ポプラの山陰地区担当者は「駅の北と南は人の流れが違う。顧客を遠くの店に行かせない品ぞろえなどで、生き残りを図りたい」と他店と異なる駅北側の立地で勝負する。
一方、すでに店舗を構えるのは、ローソン駅南店と鳥取富安店、鳥取駅構内のハート・イン鳥取店。新設の店舗とは一定の距離を置くが、影響は避けがたい状況だ。
ローソン鳥取事務所は「他店と比較されても負けない、お客さまに選んでいただける店づくりをするだけ」と基本姿勢を貫く構え。しかし、「(影響は)ふたを開けてみないと分からない」というのが本音だ。
ただ、過去の事例では「同じような距離に店ができることで人の動きが増え、売り上げが伸びたケースもある」と同事務所。周辺のホテルも「『ホテルから徒歩何分』という顧客のコンビニ立地ニーズは高まっている。集客の一つの武器になる」とコンビニの新設が地域への流動人口を増やす可能性を指摘する。
とっとり総研の千葉雄二氏はコンビニ競争激化を「一定の消費の取り合いになるが、消費者にとって地域の満足度は上昇する」とし、新たな購買層の流入を示唆。その上で「行政や商業施設など地域の全体構成がまとまれば地域の強みにもなる。地域の経済効果も高まるだろう」と話している。
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