2017年2月25日

米子城跡の保存活用 計画案まとまる、策定委

 国史跡・米子城跡(鳥取県米子市久米町)の保存・整備の方針を考える「史跡米子城跡保存活用計画策定委員会」(田中秀明委員長)が24日、市立図書館で開かれ、市教委が1月に示した素案を基に保存活用計画案をまとめた。3月4日の市教委臨時会に諮り、策定する見通し。

 計画案によると、城跡の三の丸跡にある市営湊山球場▽中海に面し、見張り台があった出山▽水軍の基地があった本丸南側の深浦-などは「米子城成立の歴史を物語る上で欠かせない」とし、国史跡に追加指定する必要性を指摘。整備や維持管理のためには公有化が必要だとした。

 また、十分な調査研究を経て、城跡の全容解明に努めるなどとする整備の方向性を明示。活用について、園路の整備や転落防止柵の設置なども盛り込んだ。

 北尾慶治教育長は「今後の計画的な整備に向けて、第一歩が踏み出せた。具体的な整備を進めるのがわれわれの務めだと思っている」と話した。(田子誉樹)