2017年3月6日

「大河」誘致へ推進会 県ゆかりの5作提案

 鳥取県を舞台にした大河ドラマの実現を目指す「鳥取県を舞台に!歴史大河ドラマを推進する会」の発足発表会が5日、鳥取市内であった。郷土にゆかりのある歴史上の人物をテーマに、それぞれの地域代表が計5作品を提案した。今年秋にも発表会を行い、誘致の旗印とするテーマを絞り込む。

 提案されたのは「流沙川のかなたへ~亀井琉球守」▽「池田家三代物語~輝政・督姫から光仲へ」▽「赤とんぼの母~碧川かたの生涯」▽「三愛の国へ~沢田節蔵・廉三と美喜」▽「日本一の大商人・淀屋~倉吉からの再出発」-の5作品。

 このうち鳥取市出身の碧川かたを取り上げた四井幸子さんは「女性の自立、男女平等運動に力を尽くした碧川さんは朝ドラ候補にふさわしい」と強調。片山長生さんは、岩美町出身で日本の初代国連大使を務めた沢田廉三と児童養護施設「エリザベス・サンダース・ホーム」を設立した美喜夫妻らについて「愛」をテーマに推したいと発表した。

 歴史研究家の小山富見男さんは「5作品とも熱い思いを感じた。史実に基づいた資料で原作を作ることが大切になる」との見方を示した。

 発表会では、山中鹿介の大河ドラマ放映実現を目指す会の井上幸治会長による講演もあった。(前嶋英雄)