2018年2月8日

障害者作品の権利保護訴え 鳥取でセミナー

 「障がい者のアート活動に関する著作権と権利保護についてのセミナー2018」が3日、鳥取市扇町の県民ふれあい会館であった。市民や支援者ら約20人が参加し、弁護士による講演を通して知見を深めた。

 あいサポート・アートインフォメーションセンター(倉吉市)が3年前から開催している。

 菜の花総合法律事務所(鳥取市)の磯部紗希弁護士は成年後見制度を交えて講演。制度の概要を説明した上で、成年後見人として「本人が作品をどうしたいかしっかりと把握することが大切」と強調。はがきやポスターに障害者の作品が使われる機会が増えていることに触れ、「使われる場合はどのような契約がされているか、しっかり確認してほしい」と呼び掛けた。

 広島県アートサポートセンターひゅるる協力委員の三浦友美弁護士は、障害者アートの製品化の際に相談があった事例などを紹介。「作品が他の誰かの著作権などを侵害していないか、利用時には著作権者の許諾を得ているかなど、目配りしてほしい」と述べた。