海辺のリゾートに来たみたいな、カフェ「DAIKON」。

 

 

スタイリッシュな外観は、使われていた海上コンテナを3つ、つなげて有効活用した物。

 

 

ここでは、目に入るのは大山の雄大な姿と広がる中海の美しい景色のみ。

今日は雨のため大山は見えず。しかし、広々とした窓辺で雨音を聞くのもまた心地よかったです。



「気に入った景色を自分も眺めていたいんだけど、フライパンふるったり、背を向けちゃってて。

来る方に存分に景色を堪能してもらえたら嬉しい」とオーナー。

 

 

コーヒー好きに捧ぐエスプレッソパフェ

コーヒーが大好きで、エスプレッソマシンを入れたお店にした、というこちらのカフェ。

エスプレッソの豆は、ヨーロピアン豆をDAIKON用にオリジナルブレンド。

深入りだけど、苦みを抑えています。

 

このエスプレッソをかけて、いただくパフェがあります。

 

 

ほろ苦いエスプレッソが特徴のパフェは、最初にエスプレッソをかけると量が多すぎて、こぼしてしまうほどの贅沢さ!

少し食べてからかけるといいかも。

 

 

 

一番上にはアイスクリーム。

次は、甘さ控えめの自家製のコーヒーゼリー。

玄米フレークやグラノーラ。

最後にキャラメル。

エスプレッソの濃い味と、こんなに合うんですね。

エスプレッソをかけながら、最後の層まで味わい深く楽しめます。

甘すぎない、大人なエスプレッソパフェ。

ボリュームも満点ですが、ランチの後に頼む方も多い、人気スイーツです。

 

 

コーヒーを飲んで食べて楽しむ


カフェ•フレッド•シェケラートコン•ラッテ

ん、全部言えない。何かな?

 


これは、エスプレッソダブルとミルクを合わせてシェイクした冷たい飲み物。

きめ細かい泡が上層に浮かぶのですが、それには50回もシェイカーを振って作ります。

濃いめのカフェラテのような味わいです。

気に入りすぎて、2杯飲んだ方もいるそうです。

この他、アフォガードやカフェラテコーヒーゼリーなど、大人向けのコーヒースイーツもあります。

アフォガードはアイスとコーヒーどっちも味わえてお得な感じがします

 

市場にあまり出ない、大根島特産品が味わえます

大根島ならではの食材を使ったパスタがあります。

 

 

「柚子こしょうパスタ」は、大山ハムとハマボウフウのパスタ。

ハマボウフウって?

ハマボウフウとは、砂浜に根を這わす薬草でセリ科の植物。

米子市の弓ヶ浜半島にも自生しているそうですが、砂地の減少や乱獲により、希少な植物となっています。

大根島で栽培されるハマボウフウは、以前は5月、6月しか出荷できませんでした。

今では、ハウス栽培で年間出荷できるようになりました。

刺身のつまや天ぷらとして使われる、高級食材です。

 

 

鮮やかな赤い茎は、高品質の証。

生で食べさせてもらいましたが、シャキシャキとして、さっぱりした味でした。

ハマボウフウがふんだんに入って、柚子こしょうがアクセントとなったパスタです。

 


「こだわり薬膳パスタ」は、この柚子こしょうパスタに、大根島特産薬用人参の粉末を絡めた薬膳パスタです。

 



薬用人参は血行が良くなるなど、滋養の効果があると言われています。

粉そのものは土っぽい香りでした。うーん、効きそう。



この薬用人参、なんと、植え付けから収穫まで6年もかかります。

大根島の土は火山灰で水はけがよく、土が柔らかく育ちやすい。

人参を輪切りにすると年輪のような層があり、じっくりと育っているのが分かるとのこと。

大地の滋養をたっぷり蓄えた、薬用人参入りパスタです。

 

 

DAIKONでしか食べられないパスタ、おすすめです。

気候がいい時は、テラス席もあります。

 

 

テイクアウトもできるので、移動の途中で立ち寄って、景色を楽しんでほしいです。

 

 

 

旅行者ばかりでなく、地元の若い方にも景色の良さや、大根島の特産品を知ってもらえるカフェです。