生活用品を無料提供 タイム 鳥大留学生ら支援

 留学生に生活用品を無料提供するイベントが7日、鳥取市湖山町西1丁目の市国際交流プラザで開かれた。15カ国・地域から来日した38人が参加。「もてなしを感じる」との声が聞かれた。

 とっとり国際交流連絡会(タイム)の恒例行事。市民が持ち込んだ寝具、洋服、家具、家電、文房具のリサイクル品を並べ、鳥取大や鳥取環境大の留学生、企業の技能実習生を迎えた。

 鳥取大に留学したバングラデシュの夫婦(いずれも32歳)は4歳の娘の洋服や台所用品を手に取り、「日本は物価が高い。無料提供は助かる」。鳥取環境大で水処理の技術を研究する中国人男性(25)は「中国に帰って公務員になる。町の環境を向上させたい」と抱負。インド人の留学生グループは「日本の友達をつくりたい」と楽しみにしていた。

 タイムのケイツ佳寿子会長(73)、キップ・A・ケイツ副会長(70)は「よく来てくれましたという歓迎の気持ちを伝えたい」と話した。

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