漁港や魚 生き生きと 遠藤さんが「水彩小品展」 境港

 境港市外江町の遠藤恵裕さん(80)による「楽描き水彩小品展」が、同市竹内町の市老人福祉センターで開かれ、漁港の風景や季節の魚介などを描いた作品にコメントを添えて展示している。5月10日まで。

 遠藤さんは元美術教師。退職後の2006年からブログ「サンデーKUぼちぼち絵日記」を続け、3日に1回のペースで、はがき大の水彩画を描いては掲載している。これまでブログ用に描いた水彩画は約2千枚にのぼるという。

 会場には、ブログ掲載の水彩画など25点を展示。風景画には水彩のほか、境水道大橋から見渡した風景をほぼ黒一色のボールペンで細密に描写した作品も目を引く。季節の魚介をモチーフにした小品ではマイワシ、アオデガニ、赤貝、チヌなどが繊細なタッチで生き生きと描かれ、おいしそうなコメントも楽しい。

 このほか、2006年の芝居小屋「朝日座」復活事業で手がけた「勧進帳」の役者絵看板も披露。遠藤さんは「境港の漁港、魚に目を留め、コメントにも目を通してもらえたら」と話している。

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