潮騒 2023.6.10

 新型コロナウイルスの感染症法の位置付けが「5類」に移行してから1カ月が過ぎた。マスク着脱のタイミングが悩ましいところだが、通勤電車で観察すると約9割の人がマスクを着用している。マスクなしで“ゴホン”としようものならやはり痛い視線が突き刺さる◆その視線に屈するわけではないが、電車内ではマスクを着用しているし、商業施設やスーパーに入る時もそう。ただ外を歩く時はマスクなし。面倒くさいが、この先もマスクは手放せそうにない◆地方からは体育祭でクラスターが発生し、休校になったとのニュースもあった。街のクリニックには咳(せき)が止まらないという患者さんが多く診察に訪れているとも聞く。インフルエンザなどほかの感染症も増えているようだ◆ここまでコロナウイルスには感染しなかったし、仮に感染していたとしても症状が出なかったのは幸いだが、コロナ禍どこ吹く風の街のにぎわいが戻ってきた今、心配を完全にぬぐい去ることはできない◆「感染の拡大が続いている」との専門家らの警戒の声もある。4回目のワクチン接種の案内が届いていたが、封を開けて目を通しただけで、捨ててはいないがどこかに置いたまま。引っぱり出そうか、知らんぷりをしようか、思案している。(松)

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