高知本場の味、一堂に 阪神百貨店梅田本店でイベント 牧野富太郎パネル展も

 高知の魅力を体験してもらおうと、「高知フードトリップ&牧野博士のボタニカルワールド」が大阪市北区の阪神百貨店梅田本店1階食祭テラスで開かれている。26日まで。

 オープニングセレモニーでは鏡開きに続き来場者らに土佐酒が振る舞われた。会場には高知の自然から生まれたお茶や天日塩、イートインコーナーでは土佐酒や一本釣りかつお漁の町・久礼(くれ)の久礼大正町市場から届いた「土佐久礼かつお」、たたきのために開発された塩で楽しむ「土佐久礼かつおの藁(わら)焼き塩たたき丼」などもあり、来場者は舌鼓を打っていた。

 また、かつおのたたきやラー油、ハランボ(大トロ部分)の串など本場ならではのかつお商品も販売している。

 高知県出身で、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった世界的な植物学者・牧野富太郎博士を紹介するパネル展も開催し、牧野博士を育んだ“ボタニカルワールド高知”の魅力を発信している。午前10時~午後8時。

同じカテゴリーの記事