全国の女子大生、完成度競う 今夏もコピーダンス・コンテスト「ユニドル」

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 全国の「アイドル好き」「ダンス好き」の女子大学生が、本家アイドルさながらのパフォーマンスで観客を魅了する大学対抗アイドルコピーダンス・コンテスト「UNIDOL(ユニドル)」(実行委員会主催)が人気を集めている。UNIDOLは、女子大学生による大学対抗アイドルコピーダンス日本一決定戦で、「UNIversity iDOL」に由来する。

 前回大会の予選では2万人の観客を動員。今年も全国5都市で予選が行われ、8月29日には東京で決勝戦が開催される。

 「普通の女子大生が、一夜限りの“アイドル”としてステージに立つ」というコンセプトのもと、アイドルやダンスが好きな全国の女子大生が集まってチームを結成。好きなアイドルの曲やダンスをコピーしてパフォーマンスの完成度の高さを競う。審査項目は「ダンス」「表現力」「個性」「演出」「魅了度」の五つ。

 昨夏、完全優勝を打ち立てたのが筑波大学「Bombs!」。会場観客投票・オンライン投票・審査員得点すべてが1位の完全優勝を成し遂げた。準優勝は関西の強豪チーム、同志社大学「やっぱりまかろん。」。ダンスのレベルが高く、関西エリアでは「打倒まかろん。」と頑張っているチームが多い。そして、追手門学院大学の学生が立ち上げた「純白のアスター」は、「UNIDOL 2022-23 Winter」で決勝進出を果たした。

 このほか、引き込まれる世界観をもつ、慶應義塾大学「さよならモラトリアム」、清楚・気品・優雅といったキーワードがよく似合う、坂道系をメインに演じる早稲田大学「夏目坂46」など魅力的なチームが多い。今夏も一夜限りの“アイドル”として素晴らしいパフォーマンスを披露してくれそうだ。

 実行委員会は「今後のビジョンは、日本文化として『アイドルを世界へ発信』『アイドルを軸とした大学生の国際交流』『日本の大学の世界的知名度向上』と三つの目標を掲げています」と海外展開も視野に入れている。

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