【日日回顧録】台風2号、接近の恐れ【昭和45年7月4日】

 1面トップは、台風2号“明夜、接近の恐れ”。梅雨前線が西日本にかかっており、台風の接近に伴い全線活動も次第に活発化、“西日本総ナメの危険”と注意喚起。尼崎では3日、工員男性が同僚を刺殺、「袋だたきにされた仕返しにやった」。長堀駐車場では会社員が3人組に殴られ、現金7万5千円入りのサイフを奪われた。大阪市内の公園で外来種のガ、アメリカシロヒトリの発生期を控え、一斉駆除の知らせ。樹木の葉の食害があるため“みどりの大敵”と恐れられ、発生はすでに「900カ所」。駆除6個班(1班5人)を編成し、駆除にあたる。

同じカテゴリーの記事