願い成就へ茅の輪くぐり 天満天神七夕祭 短冊に記し

 七夕の7日、大阪市北区の大阪天満宮(寺井種治宮司)で伝統行事の「天満天神七夕祭」が執り行われた。多くの参拝者が巨大な「茅(ち)の輪」をくぐりながら所願成就を祈願した。

 斎行が目前に迫る「天神祭」(24、25日)の関連祭儀として知られる。

 国内外の観光客ら多くの人たちは、さまざまな願い事を記した短冊を奉納し、本殿前に設けられた「大茅の輪」をくぐり参拝。境内北側では「星合(ほしあい)の池」に恋愛成就を祈願する参拝者の列が続いた。参拝に訪れた団体職員松本浩一さん(62)=同市=は「身体健全などを祈願した。4年ぶりに復活する天神祭が楽しみ」と話した。

 境内では同祭に合わせた恒例の催し「星愛七夕まつり」(天神橋2・3丁目商店街主催)も実施。華やかな装束姿の「天神天満花娘」のお披露目やステージイベントがあり、コロナ明けの七夕ムードを大いに盛り上げた。

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