バリアフリーマップ充実へ 豊中市、民間施設やトイレ情報を追加

 豊中市は、これまで主に公共施設を対象としていたバリアフリーマップに、新たに民間施設の情報を加えるとともに、バリアフリートイレの設備の一覧掲載を進めている。同市ホームページに掲載するほか、公共施設の窓口などで配布。モデル地区として、阪急電鉄岡町駅周辺のバリアフリーマップを作成しており、市内各駅に展開していく。

 掲載内容は、歩行者通行の多い生活関連経路の情報(歩道の幅や勾配、点字ブロックの設置状況)▽多くの人が利用する公共施設や商業施設、病院など生活関連施設の情報(入り口の幅や段差、エレベーター、駐車場、授乳室やおむつ交換台など子育て設備の設置状況、車いすの貸し出しや外国語対応の有無など窓口対応状況)▽バリアフリートイレの設備一覧(入り口の幅、音声案内の有無、手すり・大型ベッド・オストメイトの設置状況)-など。

 豊中市のハザードマップなどを確認できるウェブサイト「地図情報とよなか」からデジタル版を閲覧できる。

 同市基盤整備課の担当者は「障害を持たれている方が一番気にされているトイレの情報を厚くした。活用してもらえれば」と話している。

同じカテゴリーの記事