潮騒 2023.7.14

 来週あたり梅雨明けと夏休み入りが重なり、コロナ禍規制が外れた国内旅行が一気に活発化する時季。最近の人出増加に伴う交通機関混雑とホテルや行楽地の各種料金値上がりを差し引いても「そろそろどこかへ行こうかな?」と自然に考えてしまう◆近畿日本ツーリストなどを運営するKNT―CTホールディングスによると、今夏は大阪府を訪れる国内観光客は前年比2・5倍の伸びを予想。関西で最も人気のある祭りは「祇園祭」(7月31日まで)、花火は「びわ湖大花火大会」(8月8日)だそうだ◆大阪の祭りは「天神祭」(7月25日)、花火は「なにわ淀川花火」(8月5日)がハイライト。いずれもコロナ禍の影響で、淀川の花火は昨季、2年ぶり開催で「びわ湖」をしのぐ60万人を動員。「天神祭」は4年ぶりの船渡御と奉納花火が開催され、130万人と桁違いの人出を予想◆関西を訪れる国内客の人気と、大阪の祭り人出にズレがあるのは「大阪のイベントは地元の人が多い」ということで敬遠するためらしい◆この時季に祭りが集中するのは、大阪が昔から都会だった証明。真夏の「疫病退散」が目的で、しかも宵宮と本宮の2日間しかなく、次々と別の神社や地域の祭礼が連なる。さあ4年ぶりの夏祭りを楽しもう。(畑)

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