女性サウナ界は独特!? テレビ大阪「湯遊ワンダーランド」

 7月スタートのテレビ大阪制作の真夜中ドラマ「湯遊ワンダーランド」(土曜深夜1時半)がスタート。原作者の人気漫画家・まんきつをはじめ、主演のきつこ役のともさかりえや主要キャストの須賀健太、岩井七世、樋口日奈が取材に応じ感想などを語った。

 「女性サウナブーム」の火付け役ともいえる2018年春に単行本が出た同名漫画エッセイのドラマ化。銭湯ロケを中心に女性サウナ愛好者のリアル生態や、誰もが共感する“サウナあるある”などを描く。

 物語は主人公の漫画家・きつこが弟から「顔がよどんでる。毒がまわっている」と指摘され、「サウナに行って汗をかけ。毒を抜け」と助言を受けて銭湯に通い始める事からスタート。

 ともさかは「女性サウナー世界はちょっと独特な村社会、男性のサウナドラマとは全然違う視点がある。まんきつ先生の独特な世界観や面白さを皆さまにお伝えできれば。ロケでいろんなサウナ施設に行ってるんですが、女性用サウナってすごく狭い。撮影で貸し切りなので男性用ものぞかせてもらったけどこっちは広い。そこに格差を感じました。今後はもっとサウナーが増え女性用が広くなってほしい」と実態をチラリ。弟役の須賀は「毎回、辛らつな言葉をお姉ちゃんに投げ、せっかくサウナで整った心をズタボロにしていくというキャラクター。変わった姉弟関係を描ければ」と苦笑。

 原作者まんきつは「“誰がきつこを演じるのかな?”と思っていたら“ともさかりえさん!”と聞き、“そのものだ!”と直感。ネット上でも“ぴったり”と言われ、本当に素晴らしい配役。原作者冥利に尽きます。女性用サウナはまだまだ少ないので、これをきっかけに増えたらいいな」と満足げ。

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