大阪ニュース

大阪産どう振興 セミナーで講演や提案

2020年2月12日

 「農林水産業の次のカタチ」をテーマに、大阪産(もん)の振興策を探るセミナー「おおさかもんイノベーション2019」(大阪府主催)が10日、大阪市北区の市中央公会堂で開かれた。関係者140人が参加し、大阪産のブランド化や6次産業の取り組みなどについて理解を深めた。

「河内鴨」のブランド化について講演する津村社長=10日、大阪市北区の市中央公会堂

 セミナーは1次産業者が2次、3次業者とタッグを組んで、新ビジネスを創出していくことなどを目的に企画した。

 府環境農林水産部の南部和人部長のあいさつに続いて、G20大阪サミットで食材として使用された「河内鴨(がも)」のブランド化について、ツムラ本店(松原市)の津村佳彦社長は「体に良い安全なものを作ることが第一。その上で新鮮でおいしいものが絶対条件」と強調した。

 特に安全については、中学生時代の体験を紹介。「生産性が上がるとして、米国で使われていた薬品を試しに投与したところ、奇形のヒナが誕生したんです。農薬は怖い、と痛感しました」

 同社では飼育から肉処理、加工、小売りまで責任をもって管理しており、「“日本一のカモ肉”といわれる河内鴨の素晴らしさを後世に伝え、地域の仲間と協力して畜産業界全体の活性化につなげていきたい」と締めくくった。

 この後、デザイナーの山中史郎氏、CMプロデューサーの加藤久哉氏、テレビプロデューサーの西田二郎氏らが、大阪産の振興策について「私ならこうする」と題して提案。「大阪らしさがあり社会問題を解決し、消費者に“なるほど”と思わせるような商品開発を」といった提案が相次いだ。


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