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障害者の視点や対応などを学ぶ JR西社員ら

2020年2月15日

 JR西日本の社員らが、障害のある人が鉄道を利用する際の視点や駅構内の案内などを学ぶ講演会が14日、大阪市北区の大阪工業大常翔ホールで開かれた。アイマスクで目を覆い、白杖(はくじょう)を使って点字ブロックの上を歩く体験などを通じ、障害がある人に安全に鉄道を利用してもらう取り組みを学んだ。

視覚障害がある人と列車に乗る方法を体験する社員ら=14日、大阪市北区の大阪工業大常翔ホール

 障害がある人の心情に寄り添った対応を学ぼうと、昨年に続き2回目の開催。約200人が参加。全盲の落語家、桂福点さんと、聴覚障害がある松森果林さんの講演があった。

 桂さんは、視覚障害者にホームで危険を知らせる際は、前後左右などの実際の方向や、「白杖を持っている人」「目の不自由な人」と、具体的な指示を出さないと危険が回避できないと強調。「ホームドアも必要だが、駅員の目があることも大切」と訴えた。

 社員は白杖を使った歩行や階段の昇降、列車内のシートへ視覚障害者を案内する際の注意点などを学んだ。長尾駅の駅員、竹川裕晃さん(31)は「講演で学んだことを、駅の案内に生かしたい」と話した。


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